世界の井戸端

便所の落書きでも円卓の会議でもなく

死のブルースクリーン事件 ー米国の事件事故ー

f:id:shiroganeHFD:20210706135236j:plain

 

 

どんな事件?

世界一冷や汗をかかせたブルースクリーン

 

事件の流れ

事件は1998年4月、Windows98発売を2ヶ月前に備えたある日に起こりました。

その日開催されたWindows98のプレスデモにて、プログラムマネージャーのクリス・カポセラ(現マイクルソフト社CMO)はWindows98の新機能を試演しておりました。

その新機能とはPlug&Playと呼ばれるもので、ずばりパソコンに線を繋いだらマウス・プリンター等の外部ハードが別途の煩雑手続きなしに使用できるというものでした。マイクルソフト社としても力を入れて開発したこちらの機能はWindows98の売りで、試演自体は代表のビル・ゲイツも見守る中で行われました。

 

そしてカポセラがパソコンにUSBスキャナーを繋いだ時、事件が起きました。

スキャナーを繋ぎ、機能について説明しようとしたまさにその時、突然として画面がブルースクリーンとなってしまったのです。

試演会に参加していた観客は突然のトラブルに爆笑、カポセラはただ「Wow...」と言う他ありませんでした。

そこで動いたのが男ビル・ゲイツ

「これこそがまだWindows98を発売していない理由なんですよね」

このジョークをとっさにかまして、悪い笑いで満ちていた会場を良い笑いで包んでくれました。

 

その後の話

事件後の調査で、ブルースクリーンになる原因のほとんどはWindows側ではなく、接続した周辺機器のドライバーにあることがわかりました。

ついては周辺機器メーカーが上手くドライバーを開発できるよう支援すると共に、ドライバーを配布するには一度マイクロソフト社の認証を受ける必要がある、とスキームを変えたことで、試演会であったようなブルースクリーンを減らすことに成功しました。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

いやまあ、別に事件ってほどでもないのですが、ブルースクリーンというのが単純に懐かしく感じたのでふと取り上げてみたくなりました。

Windows11が発表されたこの令和、ブルースクリーンなんてのもジェネレーションギャップの対象になったりしてるんですかね?